『聲の形』を見てきました。
凄い良かった。涙無しでは見られませんでしたね。
人前だから号泣は我慢しましたが家で見たら絶対に号泣してました。おじさんが若い子達がたくさんいる劇場で号泣なんてしていたら事案で全国紙デビューしちゃいそうですので、なんとかギリギリでふんばりました!
みなさんご存知かと思いますが、山田尚子監督は大ヒットした『けいおん』や『たまこまーけっと』の監督さんです。どちらも凄く良い作品。女の子は可愛いし後半はじんわり感動出来るしで個人的に非常にツボなんです。
特にたまこまーけっと劇場版のたまこラブストーリーは傑作そのもの。
王道の青春ラブコメなのですが本当に素敵な内容なのです。TVシリーズ本編のファンタジー要素を完全に排除したうえで、爽やかで鼻につかない青春ラブストーリーを展開していておじさんには眩しいほどです。クリリンに初めて太陽拳くらった時くらい眩しかったです。そして気円漸食らった時くらいに胸を抉られました。
さて、私は劇作家として山田尚子監督を本当にリスペクトしているのですが、ただ一点、監督に対してちょっとした邪念を抱えているのです。
それが何かと言いますと・・・・・・・・監督が可愛すぎって事!!!!
監督マジ可愛いです! けいおん劇場版のロケハン映像で監督が密着取材を受けていましたが可愛いから何度も見ちゃいました。私も監督とロケハンに行って夜の密着取材したいです。
特にイギリスロンドンのホテルに泊まった時、ホテルのスタッフに未成年の子供扱いされて「心外ですわ」ってぷりぷり怒ってる様子が愛らしくて萌えましたね。
まあ、冗談はさておき、まあ、あながち冗談でもないんですが、監督は本人だけではなく描く女の子も可愛らしいのです。やはり、クリエイターはどんなに取り繕うとしても自分の作る作品の中に自分の何かが自ずと投影されてしまうものではないかと思っています。
性格が悪いって有名な某監督の作品は見ていてなんだか気持ち悪いんですよね。偏屈な男の作品はやっぱり偏屈ってカンジで。
で、山田監督の作品はひたすらに温かくて可愛いのです。
私が思うに監督の願望は、
『自分が中心になってちやほやされて、みんな仲良しハッピーライフ』
なんじゃないでしょうか。
こえの形のヒロインの女の子はいじめられちゃいますが、悲劇のヒロインとして物語の中心にいます。好意にしろ敵意にしろ、人って無関心よりも何かしらの興味を持たれたいって潜在的な願望がある気がします。私だって女の子に無視されるよりもなじられた方が気持ちいいから。そう、気持ちいいから。
構ってもらいたい、ちやほやされたい、誠実で可愛くありたい、みんなと仲良くしたい。
尚子ちゃんのそんな潜在的な願望を勝手に受信して、おいおい尚子、甘えん坊の小学生女児みたいな可愛い事考えやがってこの野郎その耳たぶ思い切り甘噛みしたいくらいに可愛いじゃねえかバカ野郎ハァハァって勝手に興奮しながら、これからも監督の作品を追いかけていこうかなって思っています。
気持ち悪くてすいませんでした。
とにかく、とても素敵なクリエイターさんなので、容姿云々は冗談としまして応援し続けたいと思っています。
なお、『聲の形』も『たまこラブストーリー』もすっごい面白いですので、暇な時にでも是非見て欲しいです。
ちなみに漢字の『聲の形』が読めなくて蟹(カニ)の形で検索した覚えのある人挙手。結構いるそうですよ。
カニの形は見たままカニですからね?
形の無い『声』だから『聲の形』という題名が成立するわけで、カニの形はカニそのものですから!!
おあとがよろしいようで。(よくはない)
※2019年追記
監督の新作映画『リズと青い鳥』も最高すぎました!