中年になって身体のあちこちにガタが来ているのを感じ、最近、健康のためにちょっと早歩きでのウォーキングを始めました。健康志向のオタクです。
1回のウォーキング時間は約40分。
毎日同じコースを歩いているとさすがに退屈になってきますので、歩きながら音楽やラジオを聴くためのデバイスを購入するために徹底的に調査しました。
そして、最終的に購入したのが「ambie earcuffs」です!
ambie AMBIE SOUND EARCUFFS POP SKY
これがかなり優れものでしたので感想レビューを残します。ウォーキングやジョギングが趣味という方は是非参考にどうぞ。
目次
ウォーキング向けにおすすめのイヤフォンを選ぶポイント
自宅で音楽を聴くのと歩きながら音楽を聴くのでは優先する機能がまるで違います。
ウォーキングをしつつ、快適にラジオや音楽を楽しむためには以下のポイントを満たしたイヤフォンがおすすめです。
ウォーキング向けイヤフォンを選ぶポイント
- 外部の音が聞こえる事
- 装着感・携帯性に優れる
- 最低限の音質
以下、各ポイントを少し詳しく見ていきましょう。
① 外部の音が聞こえるイヤフォン
どんなに素晴らしい音質のイヤフォンだとしても、外部の音声を一切シャットアウトしてしまうような商品は選択肢から外れます。
理由はもちろん危険だからです。
以前にカナルタイプのイヤフォンで試した事がありますが、背後から車や自転車が迫って来てないかと心配で落ち着きませんでした。どんなに音質が良い製品でも身の安全とは引き換えに出来ません。
たまにこの手のイヤフォンを装着して自転車で疾走している人がいますが本当に危ないのでやめた方が良いでしょう。
② 装着感・携帯性が良いイヤフォン
ウォーキングは激しい動きをするわけではないですが、装着感が悪いイヤフォンは歩いているうちにズレたり耳から抜けてしまう事があります。
また、有線ではコードが邪魔になるという方はBluetoothによる無線接続(ワイヤレス)モデルがオススメです。
ちなみに、私はあまり線は気にならないタイプです。
③ 音質はそこそこで良い
いくら外出用とはいえ、あまりにひどい音質だと音楽を聴く気にもなれません。
ただ、主目的はウォーキングですので音質についてはかなり緩くみています。ラジオや音楽がハッキリ明瞭に聞こえたらそれでOKというレベルです。
オーディオマニアのような方が納得する音を鳴らす商品はこの手のラインナップには存在していないと思います。
以上の3つの条件を満たした製品がambie earcuffsでした。
ambie earcuffsとは?
ambie earcuffsはambie株式会社が販売している『耳を塞がない』という新しいコンセプトのイヤフォンです。
ambieというメーカーなんて聞いた事が無いという方も多いとは思いますが、前進はSONYの一部門でそこから独立(スピンアウト)してambie社となりました。SONYの技術によって製作された商品と考えると安心感がありますね。
現在、管理人が日々のウォーキングで利用しています。↓
この真ん中の「コの字」の部分を耳の外耳に挟む形で装着すると、ちょうど上部のスピーカーが耳の穴に向くような形になります。
私が使用しているのは有線タイプですが無線タイプもあります。
コードが邪魔だという方は無線タイプがおすすめですよ。
ambie earcuffsがウォーキングにおすすめの理由
それでは、私が実際に使用して感じたおすすめポイントをご紹介していきます。
① イヤフォンの音がはっきり聞こえるのに周囲の音も普通に聞こえる
なんといってもこれが素晴らしすぎます。
この製品は耳の穴を一切塞がないため、イヤフォンからラジオや音楽を流しているのに周囲の音が普段通りに聞こえます。
再生している音も自分にだけは明瞭に響きます。
しかも、思いっきり音が漏れそうな構造とは裏腹に、ノーマルタイプのイヤフォンより少し大きい程度の音漏れしかしません。
オタクの管理人が恥ずかしいアニメのキャラソンや声優ラジオ番組を聴いていても問題ありません。
ただ、電車で隣に座られると厳しいとは思います。
② 耳にフィット&装着感抜群
ambie earcuffsは耳に挟むように装着するのですが、簡単に装着出来るのにしっかりと耳にフィットします。
ウォーキングはもちろんですがジョギングの振動でも問題ありません。サイクリングでも大丈夫そうですね。
私が使っているのは有線ですが、ネックバンド型になっているワイヤレスモデルもバンドが首にしっかりとフィットしますので邪魔になりません。
③ 価格が手頃
スポーツタイプのイヤフォン・ヘッドセットはやはりお高いです。
SONYのワイヤレスモデルで外部音をマイクで取り込み、再生している音と一緒に出力するタイプのモデルは価格が2万円を越えるものが主流となっています。
ambie earcuffssは有線モデルが約6,000円。ワイヤレスモデルで約12,000円です。
私は有線モデルをセール中に3,000円で購入しましたのでコストパフォーマンスは抜群でした。
ambie earcuffsのおすすめ出来ないポイント
ウォーキング用途には完璧だと個人的には思っていますが、やはりダメなポイントはありますのでそちらもご紹介します。
① 音質はやっぱり厳しい
製品の性質・構造を考えてもやっぱり音質は良くありません。
いわゆる「しゃかしゃか音」が鳴る2,000円程度の安いイヤフォンと変わりませんね。
ウォーキングをしながら本格的に音楽を楽しみたいというスタンスなら満足度はかなり下がると思います。
BGMと割り切って気長に音楽を流したり、ラジオやAudibleなどのように人の声がはっきり聞き取れれば良いという方に向いています。
② 耳の軟骨が分厚い人は装着が難しいかも
耳の軟骨や縁の皮膚が分厚い人は装着が難しいというレビューがあります。
ちなみに私はチンパンジーのような立ち耳で、一般と比べてもかなり大きな耳をしているのですがスムーズに装着出来ています。
耳が大きくても問題はないようですが、かなり分厚いという方は装着しづらい可能性はあります。
③ 防水機能は無し
有線・ワイヤレスモデル共に防水機能はついていません。
長時間のウォーキングをしていると途中で雨がパラパラと降ってくる事は珍しくありませんね。
そういった時は速やかにポケットにいれるなりして避難させましょう。
ambie earcuffsはこんな方におすすめ
ウォーキング・ジョギング・サイクリング中に安全に音楽やラジオを楽しみたい、そして、あまり音楽の音質にはこだわらないという方にオススメです。
私は基本的に以下のコンテンツを利用している事が多いです。
- Amazonの電子書籍のiPhoneによる読み上げ
- Audible(電子書籍を音声にしたメディア)
- radiko(ラジオ)
- youtubeやニコ動の声優番組
もちろん音楽の再生もBGM感覚なら全然アリです。
そもそも、スポーツタイプのイヤフォンやヘッドセットは基本的に音質は良くありません。私はSONYの2万円のモデルも持っているのですが、値段ほどの差を感じないというのが正直なところです。
コストパフォーマンスなども加味すると、ambie earcuffsは音楽を含めた音声コンテンツをウォーキング中に楽しむには最適なデバイスだと思います。
以上、健康志向のオタクによるレビューでした。